コンクリート塗装の基礎知識 ～コンクリート塗装に求められる塗料の機能～
コンクリート塗装の基礎知識 ～コンクリート塗装に求められる塗料の機能～
コンクリート塗装に求められる塗料の機能
防水性能・・・コンクリートは雨に弱いです。雨ざらしにされたコンクリートは表面がボロボロと剥がれるなどの劣化症状が発生します。さらには、ひび割れなどが発生するとそこから水が浸入し、雨漏り発生のリスクも高まります。そのためコンクリートには柔軟性があり、ひび割れなどの動きに追随する「防水性」を有する塗料を使うことをおすすめします。
耐候性・・・耐候性とは紫外線や雨風などの劣化要因に対して、変質や劣化を起こしにくい性質のことです。耐候性が高い塗料は、劣化が起こりにくいため、その分長持ちしますので、次回の塗り替えまでの周期が長いということが言えます。
透湿性・・・透湿性とは液体である水と気体である湿気の粒子の大きさの違いを利用して、塗膜が湿気は通し、水は遮断する機能のことです。透湿性のある塗料はコンクリート内部の湿気を徐々に抜く役割を持つため、塗装した塗膜が膨れなどを起こしにくくなります。
