梅雨時期の塗装工事について

梅雨時期の工事について

工事を依頼する際の時期や季節について疑問を持つ方は多いと思います。

梅雨時は湿度が85%を超えると塗料が乾燥しにくくなるため、雨が降っている時は基本的に工事は中止になります。

外壁塗装工事自体は基本的に一年中可能ですが、冬場や梅雨時に依頼する際は、気温や天気の影響で工期が延びることも考慮して塗装業者に相談をしましょう。

梅雨の時期は、一般的には5月下旬から7月中旬頃までと言われています。(地域によって多少の差があります。)

 

【メリット】

  • 依頼してすぐに工事を始めてもらえることがある
  • 気温は高いので、晴れている日は乾燥が早い
  • この時期を避けて塗装するお客様が多いので、業者によっては梅雨時期の割引など特典がある

【デメリット】

  • 雨が降ると塗装ができない
  • 工期が延びる場合がある
  • 施工不良のため再度塗りなおすこともある

 

【業者が気を付ける注意点】

塗面の状態を確認

作業日の前日が雨だった場合は、まず塗面に湿気がないかを確認します。

塗面に湿気が残っていると、塗料を塗ってもその後の塗膜に不具合が生じる場合があるためです。

そのため、塗面に湿気が残っている場合は、晴れていても湿気がなくなってから塗装します。

■ 塗料の乾燥時間を守る

塗料の乾燥時間を守ることは当たり前のことですが、梅雨時期は特に慎重な判断が必要となってきます。

塗料がしっかり乾燥していれば、その後雨が降っても問題はありません。ですが、乾燥しない間に雨が降ってしまった場合、塗膜に雨水が含まれ乾燥後に不具合が生じる場合があります。

ですので梅雨時期に関しては、特に塗料の乾燥時間を考慮して作業を行います。

■ 天候状況の確認

塗装業者は塗装する当日、逐一天気の情報を確認します。その上で、作業をするかしないかの判断を慎重に判断して作業を行います。

晴れていても、湿度が85%以上ある場合は塗料が乾燥しにくいため塗装はしません。

 

【まとめ】

総合的にに判断すると、梅雨時期の塗装工事はおすすめとは言えません。

ですが、様々な理由から梅雨時期に工事を依頼することになった場合には、上記の点について理解した上で信頼できる塗装業者に相談してみてください。

 


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